MARUBENI REAL ESTATE MANAGEMENT RECRUITING

PEOPLE #05:キャリア採用

難題への挑戦が力に。
個人とチームの連携で、
建物の価値を最大化する。

CM(コンストラクションマネジメント)

工事管理部
技術管理課

中澤 勇人 Hayato Nakazawa

2021年11月入社(キャリア採用)

現在担当している仕事について教えてください。

退去後の物件を蘇らせる
工事に関わる全工程を管理

テナント様の入退去に伴う原状回復工事の手配・確認が主な業務になります。PMから退去の連絡を受けて、物件に次の利用者様が入られるまでの約半年間が勝負。オーナー様の意向のもと物件の価値を高める工事を提案したり、テナント様の要望で事業に合わせた設備工事を行ったり、限られた予算と期間で適切に工事を完遂することが”腕の見せどころ”となります。日々の管理を行うBMとも連携し、年間の修繕計画や設備点検の結果などを共有しながら、業務を進めています。

仕事のやりがいや面白さをどこに感じますか?

難しい物件ほど達成感は大きい。ユニークな物件や工事を楽しむ

当社ではとにかくさまざまな不動産を扱うので、時には図面がない古い物件を担当することもあります。また図面と違う、設備の品番が不明ということも多く、そんな時は、オーナー様にお話を伺ったり、現地に行って調査したり、探偵のように必要な情報を探っていきます。地道な仕事ですが、建物が好きなので、そんな仕事もすごく楽しいですね。また、テナント様もさまざまで、たとえば結婚式場のリニューアルではレイアウトや設備が独特で面白かったです。今はオフィスビルを中心に担当していますが、どんな物件に携われるのか毎回楽しみにしています。

前職から転職したきっかけ、当社を選んだ理由について聞かせてください。

建物の一生に多面的に関わる
多彩な建物を扱えることも魅力

前職では、建築会社で新築物件の現場監督を5年半ほど務め、建物がイチからできていく過程を学びました。以前から「建物の一生」に興味があり、誕生過程は十分経験できたので、次は使用される時期に携わりたくなったのが転職のきっかけです。中でも手掛ける物件のバリエーションが豊富で、建物の一生のあらゆる場面に広く携われることを魅力に感じ、当社を選びました。図面に沿って建てて終わるより、さまざまな利用者のことを考えながら、そのたびに工事やメンテナンスの計画を立てて実行するほうが、今は自分の性に合っていると感じています。

実際に入社されて、良かったこと、意外だったことなどはありますか?

困難な案件時に垣間見えたプロフェッショナルのチームワーク

ある時、空調や間取りなど要件がどんどん追加され、毎日のように図面や仕様が変わるという案件を担当したときのことです。普段以上に自分だけで抱え込まないよう意識して、迅速に周囲に意見や助言を求めていったところ、お客様との折衝がスムーズにかない、期間とコストで要件の取捨選択ができました。もともと日常的に社員同士が仲がいいとのは認識していましたが、業務におけるチームワークの良さ、パス回しの速さに改めて驚きました。また、知識の蓄積の豊かさだけでなく、「今」をキャッチアップしている人が多く、勉強好きな人が多いのは良い刺激になっています。

今後のキャリアについてどのようにお考えですか?

工事に欠かせない想像力と実現力
両方を兼ね備えた人になりたい

今は毎日が新鮮で、業務をしっかり回しつつ、周囲から新しい考え方を吸収する時期にあると感じています。たとえば、上長や先輩たちとの定例会では「この物件はどんな人がどのように使うのか」を考えながら、具体的なアイデアがどんどん出てくるんです。想像力に加えて、実現に必要な知識の豊富さに「自分もこうありたい」と強く思います。他にもPMから話を聞いたり、建物を観たり、事例を知ることも勉強です。まずは担当として商業施設の知識を増やしていき、将来的にはさまざまなテナントが入る大規模な複合施設を担当できるようになりたいです。

A DAY’S SCHEDULE

1日のスケジュール

09:00
メールや今日の予定を確認。
10:00
毎週定例となっている課内ミーティングに出席。
新規工事案件などがあれば、担当者と打ち合わせ。
別案件の工事内容・見積書の確認・精査なども行いました。
11:45
午後からのテナント様との打ち合わせに備えて、
担当するPMと外出し、打ち合わせ場所に近い場所で昼食。
13:00
テナント様との打ち合わせに参加。
PM立ち会いのもと原状回復工事のご説明を行い、了承を得ました。
14:30
工事中の現場の進捗を確認。
16:00
帰社し、メール対応および予定を確認。
17:30
退社後、途中のカフェで宅地建物取引士資格のテキストを開き、
1時間ほど勉強します。

ここもPOINT!

多彩な知識を得るため自学は必須
建物の工事といえば技術的な面だけでなく、建築基準法などの法令の知識も求められます。
しかも変化が激しく、常に自学でキャッチアップする必要があるので、会社の資格取得支援制度などは助かりますね。